2005年6月24日(金)
昨日は沖縄は慰霊の日で、学校は全部お休みだったらしい。
とかタクシーのうんちゃんに言われたり。
地元ニュースみたり。
で、折角60年目の日に沖縄に居るので今日は平和祈念公園に行ってみた。
結構いっぱい人がいた。
慰霊碑?とってもたくさんの人の名前が書いてある碑の前で、
花を供えて、手を合わせている人も見た。
この目で見た。
自分の親だろうか。祖父祖母だろうか。どこかの親戚だろうか。
そんな姿を初めて生で見たので、なんだか胸にきた。
戦争と言えば、原爆。広島、長崎。がやはりよく出てくるが、
沖縄も忘れてはならないのだろう。
日本で唯一、陸上で戦闘が行われ、一般の人も軍人も一緒になって犠牲になった場所だ。
こんな地域は日本で他にはない。沖縄だけだ。
戦争をすること自体、よくないことなのだけれども、
それ以上に、つかまるくらいなら、降伏するくらいなら、
自決をしなさい、という教えが与えた犠牲がとても悲しい。
もしそれがなければ、犠牲はもっと少なかったのかもしれない。
生きてさえいれば、きっとなんとかなる。
生きることは大変だけれども、やっぱり生きなければならない。
それでも自ら命を絶った人のことを思うと、やはり、心が痛む。
私たちは、これからも精一杯、生きなければならないんだ。
コメント
yuanqiao - 2005-06-25 02:28:36
お仕事お疲れ様です!沖縄では充実した日を過ごされていましたね。私も新しく入った人の教育をやっています(笑)。教えるのが上手いって素晴らしいなあと思いますね…自分は下手なので。
『生きて虜囚の辱めを受けず』というのは、『戦陣訓』という軍人版教育勅語みたいなものに出て来る言葉で、かの東条英機がよく言っていたそうです。
日本が降伏したことを知ってもなお、特攻をした軍人もいました。
でも、戦闘に負けたらそこで終わりではありませんよね。
死んでしまったらそれこそ終わりです…
でも、そう思えない空気が当時の日本にはあったんでしょうね。
Yun - 2005-06-30 03:50:45
知識の少ない私に、かちっとした情報を書いて頂いてありがとうございます m(_ _)m
当時の空気・・・を理解することはムリだけど、
そんな時代があったことは知っておくべきなのかもしれませんね。
天皇皇后両陛下の行動もすばらしいことだと思います。
異例のことでニュースになりますしね。
靖国神社はどうなのでしょう。考え方によりますかねぇ。
戦後60年。
世界中で当時のことを共通の認識として振り返ることができる日が来たらいいのに、って思います。
そんな日は来ないのかなぁ・・・