Diary

文・堺雅人に「西」という話がある。 関西人が居酒屋で料理を持ってきた店員に対して、 毎回「ありがとう」（『と』にアクセントをつけて！）と言うのに、 カルチャーショックを受けたという話。 私もそういえば、東京歴3年目くらいのとき、ふと、 あ、こっちの人はありがとうって言わないんだ、と気づいて、 逆カルチャーショックを感じた。 それは居酒屋だけでない。 買い物をしたときもそう。 こっちがお金払ってても、品物を受け取ったらありがとうと言う。 これ常識。 近所の商店街はもちろん、コンビニで買い物をしても言う。 なんかこちらが「ありがとう」という「間」がある。 その「間」が存在しないことに気づいた。 そういえば言わないな、、と。 気づいてから東京でも意識して言おうと思うんだけど、 「間」がないのと意識しすぎて言えない(笑) 関西弁は関西人としゃべったときは、多分ちゃんと話せてると思うんだけど、 なんか関西弁をしゃべってる自分に違和感というか、 あぁ関西弁になっとるー と思うようになった。 まぁなんせ1年のうち数日しかしゃべらんからね。 関西人の血が薄くなってきたのかなぁ。 このまま薄くなって醤油味(！)になっちゃうのかなぁ。 いやでも東京のそばだけは食えないな。。 -------------------- Vamp Show（ヴァンプショウ）という舞台のDVDを入手したので見た。 堺雅人主演。佐々木蔵之介も出てる。 三谷幸喜脚本。 これがなんと2001年。 うああもうこんな前から堺雅人は堺雅人だった。 うああ20代か。今の私と同じくらいか。 今と変わらない。多分何も変わってない。 佐々木蔵之介も佐々木蔵之介だった。 そういやこの人知ったのも最近だよな。 きっと長く芝居をやってる彼らは、 きっともう既にこころに変わらない何かを持っていて、 どんなに映画に出ようがドラマで視聴率を取ろうが取るまいが、 人気者になろうがなるまいが、 ずっと昔から変わらないことをやってるわけで、 芯が通ってるよな、 というかほんとに芝居が好きなんだろうな・・・。 などと思った。